古寺素描54ー薬師寺⑤ー食堂
2017年9月26日 エッセイ
金堂の奥に大講堂があり、さらに奥に食堂が建っている。
丹に彩られた艶やかな伽藍で、これまで幾度も火災に遭って焼失していて、創建当初の建物は天平2年(730)頃に建立、天禄4年(973)に焼失しその後、寛弘2年(1005)に再建されている。その規模は東大寺、大安寺につぐものだといわれていて、僧侶約300人が一堂に介して斎食できるそうである。
特別内部公開で入室できてみて、なるほど広いと感じる、本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に50メートルにわたる壁画「仏教伝来の道と薬師寺」が奉納され、雰囲気からして一般のわれわれが食事をする気分には、とてもなれない。
僧侶の食事のほか多目的行事にも使用されているようだ。
画像上:食堂入り口
画像下:食堂全景
丹に彩られた艶やかな伽藍で、これまで幾度も火災に遭って焼失していて、創建当初の建物は天平2年(730)頃に建立、天禄4年(973)に焼失しその後、寛弘2年(1005)に再建されている。その規模は東大寺、大安寺につぐものだといわれていて、僧侶約300人が一堂に介して斎食できるそうである。
特別内部公開で入室できてみて、なるほど広いと感じる、本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に50メートルにわたる壁画「仏教伝来の道と薬師寺」が奉納され、雰囲気からして一般のわれわれが食事をする気分には、とてもなれない。
僧侶の食事のほか多目的行事にも使用されているようだ。
画像上:食堂入り口
画像下:食堂全景
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