出湯ー秋津温泉3(完)-甌穴峡谷
2017年5月15日 エッセイ
甌穴とは「おうけつ」と読む。見馴れない活字で聞き馴れない言葉だが、全国の有名な峡谷に甌穴峡谷群なるものが多数存在している。
床の硬い岩質に石灰質とかの柔らかい岩が混じって形成された川床に凹みができると岩石がはまりこみ、急流で回転すると丸くなり川床の孔は大きくなる。それが大小の甌穴であり床岩一面に奇妙な文様にみえる。
奥津温泉の旧道、紅葉しぐれの道を散策すると道路沿いに案内板がある。峡谷の岩噛み音が落葉樹の若葉を揺らしている文学の道でもある。
興がむいたら道すがら出湯につかり珍味を味わってみるのも「しみじみ」を奥深くさせてくれる筈だ。
画像:甌穴のある峡谷
床の硬い岩質に石灰質とかの柔らかい岩が混じって形成された川床に凹みができると岩石がはまりこみ、急流で回転すると丸くなり川床の孔は大きくなる。それが大小の甌穴であり床岩一面に奇妙な文様にみえる。
奥津温泉の旧道、紅葉しぐれの道を散策すると道路沿いに案内板がある。峡谷の岩噛み音が落葉樹の若葉を揺らしている文学の道でもある。
興がむいたら道すがら出湯につかり珍味を味わってみるのも「しみじみ」を奥深くさせてくれる筈だ。
画像:甌穴のある峡谷
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