季のしずくー春編・ネコヤナギ1
2017年4月17日 エッセイ
春の水辺でこの木に出会うと、寒がりの私は「おっ、やっと本格的な春だなぁ」と肩の凝りがやわらぐのである。花穂をくるんだ綿毛に、きらきら輝る春の陽がやどると、青春に舞いもどった気さえする。
改築やら修復をおえた最近の河川にネコヤナギは消えてしまった。昔の風眉を想いだす植物のひとつになった。
同じヤナギ科にタチヤナギ、ナガバカワヤナギがあって植生する環境もよく似ている。ただ樹高が似て比ずである。いずれも犬の尻尾のような穂をだして小動物を総称しているものの、ネコヤナギというからには猫の尻尾に似ているという説明のほうがしっくりくる。
画像:牧石地区河川敷きのネコヤナギ
改築やら修復をおえた最近の河川にネコヤナギは消えてしまった。昔の風眉を想いだす植物のひとつになった。
同じヤナギ科にタチヤナギ、ナガバカワヤナギがあって植生する環境もよく似ている。ただ樹高が似て比ずである。いずれも犬の尻尾のような穂をだして小動物を総称しているものの、ネコヤナギというからには猫の尻尾に似ているという説明のほうがしっくりくる。
画像:牧石地区河川敷きのネコヤナギ
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