季のしずくー春編3・サンシュユ
2017年4月8日 エッセイ
いっとき、サンシュユとサンショウの区別ができなかった頃があった。よく似た発音で、日常にさして必要にかられなかったせいもあるが受け流してすんでいた。ばら寿司をよく食べるようになって、香りの妙味に馴染んでこの香葉の有るのと無しでは随分ちがうことに気がつき、母親に尋ねると「お前が小さいときからうちのばら寿司には欠かせず載せているよ」と言われ、「はっ」と思いをあらためたものだ。
サンシュユは「みずき科」でサンショウは「みかん科」、一方は低木落葉樹で後者は樹丈5メートルになる高木落葉樹、DNAが根本から違っていた。
半田山植物園の西園路をあるいていくと、周囲を黄色に染めるほどの咲き誇るこの樹がある。小さなぼんぼりほどの花冠が小枝にびっしりついている。
薬用植物といわれているが詳細を認識していない。
サンシュユは「みずき科」でサンショウは「みかん科」、一方は低木落葉樹で後者は樹丈5メートルになる高木落葉樹、DNAが根本から違っていた。
半田山植物園の西園路をあるいていくと、周囲を黄色に染めるほどの咲き誇るこの樹がある。小さなぼんぼりほどの花冠が小枝にびっしりついている。
薬用植物といわれているが詳細を認識していない。
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