古老樹木ー大山祇神社の大楠
2016年11月4日 エッセイ
しまなみ海道・大三島に鎮座する神社で、594年推古天皇時代の創建というから歴史は古い。武人の信仰が厚く古代から名のうての武士・海賊(れっきとした武人の意)・近代では自衛隊の参詣があるそうだ。
乏しい知識を補うのには現地をくまなく歩いて探訪すのがいちばんだが、今回は時間制限のバス旅行なので単に通りすがりの観光で終わった。
印象に残ったのは、境内の大楠である。樹齢2600年といわれる樹で老いた幹の有様はいかにも奇怪さえする樹観である。幹周11メートル余あってこの古社には楠群といわれるほど大楠が多い。
というのも瀬戸内の島であり、船の海路は唯一の外的交通路であり、そのためには頑丈な船でなけねばならない。したがって船材にかなう主材が楠で、為に育成してきたのであろう。画像の楠は平千命御手植だそうだ。境内の中央にあって厳かに囲われていた。
乏しい知識を補うのには現地をくまなく歩いて探訪すのがいちばんだが、今回は時間制限のバス旅行なので単に通りすがりの観光で終わった。
印象に残ったのは、境内の大楠である。樹齢2600年といわれる樹で老いた幹の有様はいかにも奇怪さえする樹観である。幹周11メートル余あってこの古社には楠群といわれるほど大楠が多い。
というのも瀬戸内の島であり、船の海路は唯一の外的交通路であり、そのためには頑丈な船でなけねばならない。したがって船材にかなう主材が楠で、為に育成してきたのであろう。画像の楠は平千命御手植だそうだ。境内の中央にあって厳かに囲われていた。
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