旭川のいろどり40-半田山14
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 多肉植物

 刺刺をとってフライパンで焼いたらいかにも食べごたえするだろう、などと飛躍した想像したら下司の考えそうなことだと比喩されそうだ。いつだったか、ウチワサボテンの種類の表皮を剥いだのをテキのように焼いて興味本位で食べたことがある。美味であったかどうか定かな記憶がない、おぼえていないのは日本人の食味には程遠いものであったにちがいない。

 サボテンの種類は多いし、花の色と形も豊富で和の愛でる領域とは明らかに異次元のものである。日本人が好む曖昧なゾーンはいっさいなくて、原色異形をつらぬいている。そのあでやかさ極彩は見事で、あたかもラテン音楽のリズムでダンスを観賞している昂揚がある。
 

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