吉備路のいろどり7-備中高松城7
 転結・兵どもが夢のあと7-1

 宇喜多家の安寧保証を約して毛利家から寝返らせた秀吉は、天正10年3月15日に姫路城を出陣、4月に備前岡山に着き直家を見舞った、余談だがこの時、絶世の美女といわれていた正室の於福を見染めはやばや手をつけている、好色秀吉ならではの手早い行為だ。
 敵地の備中に兵馬を進め、毛利の前線基地だった備中七城をつぎつぎ攻略し残る主城高松城をとりかこんだが沼地を前に攻めあぐねた。城に通じる細い道はあったもののこれを使うと軍列は細く伸びきって城内からの弓矢、鉄砲の格好の的になって手足もでない状況であった。
 
 
 

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