万歳時記ー旭川のいろどり34・半田山8
 白梅に春がわたる

 古代から日本人は白色に思いをこめていて、曰く清潔 清廉 潔白 純潔 清純 可憐 素など世俗の垢に染まらないイメージを重ねて憧れ敬ってきた。
 やがて、風がわたってきて花弁を散らすと、春のうごきが時計の針をすすめるようにやってきて色を染めにくる。 

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