万歳時記ー旭川のいろどり30・半田山7
万歳時記ー旭川のいろどり30・半田山7
万歳時記ー旭川のいろどり30・半田山7
 一本松古墳

 11万㎡に及ぶ園地はほぼ丘陵地で、頂上には前方後円墳がある。第二次大戦のさい此処へ高射砲をすえたとかで大きな穴があったりして、古墳の呈をなしていない。高札がなかったら小高い土盛りの痕跡ぐらいにしかおもえないのだが、そこへ立つとなるほど此処は頂上なのだと実感はできる。とくに前方部分は土砂がながれ崩れて築墳のよすがもない。春うらら毛氈を敷いて桜を愛でつつ幕の内をほうばったら、さぞかし旨かろうとは、思い描いた。

 しかしこんな立地に高射砲を設置すなどとは、どんな戦略だったのだろうか、そっちに興味がわいた。

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