万歳時記ー旭川のいろどり20・半田山の冬2
万歳時記ー旭川のいろどり20・半田山の冬2
万歳時記ー旭川のいろどり20・半田山の冬2
 ニホンズイセン

 場所によっては一足はやく花冠をひらいているのを民家の軒下にみられる。しかし群れで咲いていなくて、いささか侘しげだったが、この花の特性で次々と開花していく。
 群れで開花しているのは、やはり半田山植物園で木々の下に3か所4か所にみられ花の少ない冬季の、清らかな風雅をたのしましてくれている。

 直立した茎は仏焔包葉のなかから伸び、八重の白花は子房の下で横に傾けて咲く。ヒガンバナ科なので全体の姿かたちは相似て、球根もそっくりである。生命力は抜群、いったん庭に植えると翌年はあちこちに芽をだしてくれる。
 
 野生では淡路島、福井県、岡山の島がことのほか名をひろめている。

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