とんび歳時記ー師走のプランター1
 今年の師走は温度計の落差が大きい。朝まだきと日没事は上着の重ねが欲しいと思えば日中は一枚脱ぐほどの温かさをおぼえる。関東ではワイシャツ姿で街頭を歩くし、梅園の梅は開花をもたらし白菜農家は嘆くばかり。おもてがあればうらもあるのは分かるが、それに連れてもリズムの異変は生活の狂いをもたらす。
 プランターに植えているイチゴが、ハウスやトンネル栽培でもなく露天なのに花を咲かせ実をつけて紅く熟れようとしている。傍らのブルーベリーに3粒ほどが熟れこれは摘みとって口にいれた。早熟は温暖のなせるわざか。
 もっともこの17日には本来の冬将軍が攻めてくるらしい。さてどんな現象をよぶだろうか。
 

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