とんび歳時記ー百閒川のいろどり12
2015年10月31日 趣味
川鵜(カワウ)。
体色はカラスの漆黒に似て見間違うが、驚かぬ程度にちかずくつと首が異様に長く頭から胸のあたりに白い飾り毛がみえた。繁殖時に婚姻色としてあらわれる。
大きな捨石に居座り水のなかに見栄えしない2羽がたむろっている。早春にここを散歩していたとき一羽をみつけ水中に潜るのをおいかけてみたことがあるが、一度潜ると1分ぐらい姿をあらわさず、とんでもない遠くに浮かびあがってきたものだ。そのときは柔らかな喉を脈うたせて小魚を嚥下していた。
鵜飼の鵜はおもに海鵜(ウミウ)をつかっている。ところによっては川鵜をつかっているそうだが、使い分けの違いはよくわからない。浅いところは川鵜が得意というのは、どかかで聞いたがそれ以上の知識はない。
大繁殖した川鵜が浅瀬にまぶれて落鮎やら稚鮎をさかんに捕食している光景は後楽園の上手でよくみかけたが今はどうか。ねぐらにしているコロニーの樹が糞害にあって枯れるというし、昔日には貴重な肥料として珍重されたらしい。害と益は裏返しの現象である。
体色はカラスの漆黒に似て見間違うが、驚かぬ程度にちかずくつと首が異様に長く頭から胸のあたりに白い飾り毛がみえた。繁殖時に婚姻色としてあらわれる。
大きな捨石に居座り水のなかに見栄えしない2羽がたむろっている。早春にここを散歩していたとき一羽をみつけ水中に潜るのをおいかけてみたことがあるが、一度潜ると1分ぐらい姿をあらわさず、とんでもない遠くに浮かびあがってきたものだ。そのときは柔らかな喉を脈うたせて小魚を嚥下していた。
鵜飼の鵜はおもに海鵜(ウミウ)をつかっている。ところによっては川鵜をつかっているそうだが、使い分けの違いはよくわからない。浅いところは川鵜が得意というのは、どかかで聞いたがそれ以上の知識はない。
大繁殖した川鵜が浅瀬にまぶれて落鮎やら稚鮎をさかんに捕食している光景は後楽園の上手でよくみかけたが今はどうか。ねぐらにしているコロニーの樹が糞害にあって枯れるというし、昔日には貴重な肥料として珍重されたらしい。害と益は裏返しの現象である。
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