とんび歳時記ー百閒川のいろどり1
 カイツブリの巣。
 県下のため池にハスとかヒシが水面に繁茂するのが今頃、カイツブリはそんな環境状況に合してかどうかわからないが枯枝枯葉、なかには人工ゴミのようなものを集めて浮揚巣をつくり産卵し孵化する。カイツブリそのものが黒褐色の全身であることに加え巣づくりの材料が同色なので、なかなか水鳥の巣とは断じ得ない。側頭部から首にかけて茶褐色の帯があるが遠目の肉眼ではわかりにくい。
 双眼鏡かズームの利くカメラであれば判別できる。
 4個の産卵が通常で本巣では4羽の雛鳥が確認されているようなので全て孵化していることになる。
 

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