とんび歳時記ー備中路1・水田花文字
 故郷の備中川は吉備高原に端を発し真庭は落合を尾として旭川にそそぐ。
 農耕の盆地を貫き田畑を潤すことを旨としてこの川はなりたっているし、指折りしても10指では足りないほどの多くの想い出を今になおかもしだしていてくれている。その水田橋の下手堤防に花文字の枠がつくられ、別地に育てられているコスモスがやがて移植され[水田]の花文字が浮かびあがってくるしかけだ。
 

 

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