とんび歳時記ー夏雲と芒と
 どこか季節の歯車が狂ってきていると、感じるほうがおかしいのか。

 じっと動かずに直立していても噴きでる汗の玉は滑り台の児のように背中で遊ぶ。皮膚に汗腺をもたない愛犬はピンク色の舌を長くだしていかにも辛そうだ。

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