とんび歳時記ーペット・愛犬バロン
 夏至を経ても梅雨あけはまだ遠くて蒸し暑さの気分からはなかなか脱しない。
 本を読んでいても、プランターの野菜栽培しても、パソコンのキーボードをがちゃがちゃ叩いても、さして開放的な気分転換にならないので、曇天とか気温が下降時間にはいった時をみはからっては愛犬バロンを車に乗っけ百閒川河川敷の散歩にでかけるのである。微かでも風があれば爽快になれる。
 皮膚に発汗機能のない犬は、長い舌をだして喘ぎ体内の熱をさかんに放出、さしだす持参の水を旨そうに飲むのであるが、ときおり日陰の叢で「たまんねぇよう」などと腹這いになって動かないときがある。
 それにしてもよく歩くのには感心する。
「もう歩かねぇ」とはまちがっても言わないのである。

★ バロン シーズとパピヨンのミックス犬 ♂ 4才 ★

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